かつげんの拠り所

1992年生のしがない福祉系地方公務員のブログ

自分の人生は、自分で決めるのか

「自分の人生は、自分で決める」というのは、なんとも威勢のいい言葉だが、そんなことは不可能である。 なぜなら、そもそも自分が生まれたこと自体が、自分で決めたことではないからだ。 そんな極論を言わなくとも、人生の中で自分で決められることなど、た…

昇任試験に合格しました!

昇任試験が終わった - かつげんの拠り所 の続き。 おかげ様で、試験に合格することができました。努力の成果が出て良かった。 前にも書いたように、試験勉強を4月からやりつつ、8月からこういう話やこんな話があり、今年は激動の1年だった。これで「試験…

30歳の課題

後輩を飲み会に誘う。気を遣って、「嫌だったら断ってもらっていい」と、なんども伝える。相手からは「また誘ってください」と言われる。だから誘う。しかし後になって「あのとき、実は嫌だったんです」と言われる。 そういうことが最近起きた。私は他人との…

価値観の作られ方

人生は決断の連続である。 とは言っても、それが決断であることを自覚しているのは稀で、結婚やマイホーム、子育てなど重要な決断のときだけ、そのように自覚したりする。 しかし、実際のところ、大なり小なり我々は決断している。 通勤電車に乗るかどうか、…

「意識しよう」という解決策

先日、職場の打ち合わせがあり、事務ミスが多いという話になった。その上司いわく「意識すれば、ミスは減るはず」とのこと。 他にも、その上司が気になっていた"問題"を次々取り上げられた。例えば「電話を取る人が偏っている」とか「離席するときは、周りの…

無駄に気づくには、別の視点が必要である。

自分のやっている仕事やその方法が「無駄だ」と気づくには、別の視点が必要である。その方法を続けたところで、確かに洗練されて効率的になることはあれど、限界がある。 例えば、ショートカットキーを使うことに慣れている人から見れば、マウスを使ってポチ…

自分と向き合わなければならない

彼女と別れた話を先日書いた。(別れ話 - かつげんの拠り所)それでは自分にはどういう人が合うんだろうか。 いろんな条件に思いめぐらすのだが、彼女が新たにできたところで、自分の孤独感は消えないように思う。むしろ「彼女がいるのに寂しい」という感情…

固執していくアイデンティティ

「私はこういう人間だ」という自己認識をアイデンティティと呼ぶとすれば、アイデンティティは認識のために必要ではあるものの、過度に意識しすぎると上手くいかない。 アイデンティティは、客観的事実ではない。言ってみれば思いこみである。だからアイデン…

昇任試験が終わった

昇任試験がやっと終わった。4月から半年間勉強してきて、ようやく終わった。自己採点の結果では、たぶん合格しそう。発表されるまで分からないけど。 受かっても受からなくても、再度筆記試験を受けてまで挑戦しようとは思っていないので、これでかなり気が…

別れ話

あまりプライベートな話をするのは嫌なのだが、あまりに辛いので書き出す。 9月末に昇任試験を控えているというのに、彼女と別れることとなった。 原因は価値観の違い、といえば聞こえはいいが、彼女の酒のトラブルがひどかったことだ。 具体的に言えば、朝…

かつげんの躁鬱

昇任試験の勉強真っ只中なので、理路整然と書くつもりはないのだが、備忘録的に書き留めておきたい。 最近、メンタル的に調子が悪い。躁鬱っぽい。診断されたわけではないし、病気にしたいわけでもない。というか大きな症状があるわけでもない。ただ、底しれ…

思考様式としての「ハコモノ行政」

バブル期からその崩壊期にかけて「ハコモノ行政」という言葉が批判的に使われるようになった。美術館や道路、空港などの建築物を、税金を用いて作るものの、その後の利用や運用を考慮しないまま、結局ムダになってしまう有り様のことを、このようにいう。 「…

生活保護における自由と制限

生活保護という制度は、ある一定の条件を満たせば、行政から家賃や生活費が貰える制度である。このような制度は、社会にとって重要な制度であると思う。もしかしたら、私も将来もらう立場になるかもしれない。 しかし現場で働いている職員としては、疑問を持…

非効率な仕事には何か理由がある(かもしれない)

現状の業務に非効率な部分があっても、その非効率さには理由があるかもしれない。だから、その非効率さを敵視して、あたかも「これぞお役所仕事」みたいなレッテルをすぐに貼ってはいけない。 現状の非効率さには理由があって、それを自分が知らないだけかも…

徒歩はできるが、散歩ができない

私は散歩ができない。徒歩ならできる。 つまり「歩く」ということを交通手段として捉えていて、歩くことそれ自体を目的と考えられない。 どうやら私は極度の目的思考で、"暇な時間"が許せない。何か役に立つこと ―それは「自分にとって」でも「誰かにとって…

AIは、自動であるが中立ではない

最近では、自治体向けの雑誌でも、DXやAIという言葉が飛び交っている。 ただその様相は、流行的な側面が強く、「とりあえずAIって言っておけばいいだろう」という投げやりさすら感じるときもある。AI関係の議論は、私には以下の動画のような光景に見…

東浩紀の炎上パターン

昔は東浩紀が好きだった。 「じゃあ今は?」と聞かれれば、「好きでも嫌いでもない」と答えるだろう。 なぜこのように変化したかといえば、彼はよくTwitterで炎上しているからだ。引用RTで相手を晒して「ブロックしますね」とわざわざ"通告"することもある。…

iDeCoそんなにいいか?問題

NISAという単語は、もはや一般化していると言ってよいだろう。 私自身もやっているが、周りにも株式投資や投資信託をやり始めた人もいて、若い人の間では、かなり広まってきていると感じる。 しかし、NISAと共に宣伝されているiDeCoについては、手を出してい…

やりたいことは、やってみて分かる

大学へ進学するとき、私は政治系の学部を選んだ。小さい頃からなぜか政治家になりたかったし、前からそういう分野に興味があったのだろう。しかし、その中で勉強したのは、政治理論や政治思想ではなく、NPOだった。なぜなら私が入学した年は東日本大震災が起…

「分かるやつだけついて来ればいい」では、誰もついていかなくなる。

人の善意を前提とするものの全てが適切だとは限らないという視点は時に人と自分を守る。それが本当に必要なものなのか自分で調べてみるがいい。貴方がずっと信じて来た年月と同じ年月をかけて調べろとは言わない。もっと短くてよい。一方ネオナチにせっせと…

お年寄りは、なぜ「死ぬのは怖くない」と言うのか

生活保護の仕事では、かなりの頻度で高齢者と会って話をする。今は難しいが、コロナ以前は世間話もしていた。その中で気になったのが「俺ももう長くないから」とか「もう死んだほうがいいね」と話す人が、かなりの数で存在するということだ。 私は死ぬのが怖…

一部の人のせいで、全体が迷惑してしまう問題

こういう人のせいで、多くの善良な子育てする男性たちまで警戒する対象になってしまうことが迷惑この上ないし、こうした犯罪は「あって仕方ないもの」ではないのだから、店舗側も迷惑被っている顧客側も一緒になってふざけるなと言っていく必要があるなと思…

工夫は、暇から生まれる

何回か保健所へ応援にいって見ているかぎり、たしかに保健所業務は逼迫している。ある人はひっきりなしに電話をかけて健康観察をしているし、またある人は何枚にも積み重なった発生届を崩して、登録の必要な「ハーシス」へ一生懸命入力している。 正直、みん…

やりたい仕事は、自分で作っていく

地方公務員は、異動希望を出したところで、それが叶うことはない。万が一叶ったとしても、「思ってたのと違う!」となることなんてザラにある。というか、むしろ自分のやりたい仕事は、出来ない方が普通である。 また、もし仮に、希望する部署に配属された上…

福祉は待つのも仕事である

福祉の仕事をしていると、この仕事がいかに人の価値観に左右されているかかが分かる。相手がどういう言動・行動を取るのか検討もつかないし、こちらが何かを勧めても、相手が嫌だといえば、仕事は前に進まない。 内部の職員相手の仕事なら、相手の行動に予測…

じゃんけんで決めるのをやめる

中学生ぐらいのときだったか、担任の先生から「じゃんけんで決めるのをやめろ」と言われたことがある。学級委員とか掃除当番とか、誰かを割り当てなきゃいけないときに、じゃんけんで決めるなという意味だ。 当時は「へいへい、わかりましたよ」と思っていた…

それは妖精のおかげではない

溜まっていたシュレッダーのゴミがなくなっているのは、妖精のおかげではない。 朝来たら、ポットのお湯がすでに沸いているのは、妖精のおかげではない。 使いたい付箋がいつも倉庫に用意されているのは、妖精のおかげではない。 用紙を切らさずにいつも印刷…

頑張りが吸い取られる

自分で言うのも癪だが、私は今の職場では割と頑張って仕事をしている方だと思う。成果もかなり上げている。ただ、この職場で頑張ったとしても、あまり意味がないような気がしてきた。 うちの職場は、この前書いたこんな人や、もう異動したこんな人の他にも、…

アウトプットデーを導入した

私は基本的に、図書館で借りた本を読んでいる。借りて読んだ上で気に入った本だけ買っている。これは節約という意味でもいいのだが、図書館の本は返却期限が設けられているから、積ん読を防げるのも1つのメリットだ。 ただ、返却期限を意識するあまり、次か…

錯覚しがちなこと

反逆の神話〔新版〕 「反体制」はカネになる (ハヤカワ文庫NF) 作者:ジョセフ ヒース,アンドルー ポター 早川書房 Amazon 「新しいことだから良い」ということはない。今までにない新しいコトやモノが出てきても、それが私たちによい影響を及ぼすとはかぎら…