かつげんの拠り所

1992年生のしがない福祉系地方公務員のブログ

雑記

やりたいことは、やってみて分かる

大学へ進学するとき、私は政治系の学部を選んだ。小さい頃からなぜか政治家になりたかったし、前からそういう分野に興味があったのだろう。しかし、その中で勉強したのは、政治理論や政治思想ではなく、NPOだった。なぜなら私が入学した年は東日本大震災が起…

「分かるやつだけついて来ればいい」では、誰もついていかなくなる。

人の善意を前提とするものの全てが適切だとは限らないという視点は時に人と自分を守る。それが本当に必要なものなのか自分で調べてみるがいい。貴方がずっと信じて来た年月と同じ年月をかけて調べろとは言わない。もっと短くてよい。一方ネオナチにせっせと…

お年寄りは、なぜ「死ぬのは怖くない」と言うのか

生活保護の仕事では、かなりの頻度で高齢者と会って話をする。今は難しいが、コロナ以前は世間話もしていた。その中で気になったのが「俺ももう長くないから」とか「もう死んだほうがいいね」と話す人が、かなりの数で存在するということだ。 私は死ぬのが怖…

一部の人のせいで、全体が迷惑してしまう問題

こういう人のせいで、多くの善良な子育てする男性たちまで警戒する対象になってしまうことが迷惑この上ないし、こうした犯罪は「あって仕方ないもの」ではないのだから、店舗側も迷惑被っている顧客側も一緒になってふざけるなと言っていく必要があるなと思…

工夫は、暇から生まれる

何回か保健所へ応援にいって見ているかぎり、たしかに保健所業務は逼迫している。ある人はひっきりなしに電話をかけて健康観察をしているし、またある人は何枚にも積み重なった発生届を崩して、登録の必要な「ハーシス」へ一生懸命入力している。 正直、みん…

やりたい仕事は、自分で作っていく

地方公務員は、異動希望を出したところで、それが叶うことはない。万が一叶ったとしても、「思ってたのと違う!」となることなんてザラにある。というか、むしろ自分のやりたい仕事は、出来ない方が普通である。 また、もし仮に、希望する部署に配属された上…

福祉は待つのも仕事である

福祉の仕事をしていると、この仕事がいかに人の価値観に左右されているかかが分かる。相手がどういう言動・行動を取るのか検討もつかないし、こちらが何かを勧めても、相手が嫌だといえば、仕事は前に進まない。 内部の職員相手の仕事なら、相手の行動に予測…

じゃんけんで決めるのをやめる

中学生ぐらいのときだったか、担任の先生から「じゃんけんで決めるのをやめろ」と言われたことがある。学級委員とか掃除当番とか、誰かを割り当てなきゃいけないときに、じゃんけんで決めるなという意味だ。 当時は「へいへい、わかりましたよ」と思っていた…

それは妖精のおかげではない

溜まっていたシュレッダーのゴミがなくなっているのは、妖精のおかげではない。 朝来たら、ポットのお湯がすでに沸いているのは、妖精のおかげではない。 使いたい付箋がいつも倉庫に用意されているのは、妖精のおかげではない。 用紙を切らさずにいつも印刷…

頑張りが吸い取られる

自分で言うのも癪だが、私は今の職場では割と頑張って仕事をしている方だと思う。成果もかなり上げている。ただ、この職場で頑張ったとしても、あまり意味がないような気がしてきた。 うちの職場は、この前書いたこんな人や、もう異動したこんな人の他にも、…

アウトプットデーを導入した

私は基本的に、図書館で借りた本を読んでいる。借りて読んだ上で気に入った本だけ買っている。これは節約という意味でもいいのだが、図書館の本は返却期限が設けられているから、積ん読を防げるのも1つのメリットだ。 ただ、返却期限を意識するあまり、次か…

錯覚しがちなこと

反逆の神話〔新版〕 「反体制」はカネになる (ハヤカワ文庫NF) 作者:ジョセフ ヒース,アンドルー ポター 早川書房 Amazon 「新しいことだから良い」ということはない。今までにない新しいコトやモノが出てきても、それが私たちによい影響を及ぼすとはかぎら…

行政のキッカケ主義

日本の行政には、「キッカケ主義」があるんじゃないか。 「オリンピックをキッカケに...」や「DXをキッカケに...」といって、「その予算は、どこから出てきたんですか?」という額の予算が、関連事業に付いたりする。 そして、補助金目当てに、自治体や企業…

”無敵の人”に出会った

何年か前、ある介護施設に入所しているおじいちゃんが、窓からテレビなどを投げたというトラブルがあった。施設から「危ないからなんとかしてくれ」といわれ、「なんとかしてくれと言われても、どうも出来ないだろう」と思いつつ、ひとまず本人に会いに行っ…

ケースワーカーのかばんの中身

YouTuberよろしく「仕事カバンの中身公開!」というものでもないが、何かに有益かもしれないと思ったので、現時点での訪問セットをリストにしてみたいと思う。 訪問バッグ [グレゴリー] ビジネスバック ビジネスリュック 公式 カバートミッションデイ 現行モ…

人生の教訓は、ありきたりな言葉にある。

先輩として後輩に伝えたいことを、分かりやすく整理して伝えようとすると、ものすごく陳腐な話になってしまう。言葉に迷いながら、悩みながら伝えたほうが、言いたいことが伝わるのかもしれないな、最近思い始めた。 — かつげん@地方公務員 (@katsugen0331)…

「金持ちはどんどん経済を回せ」とコメントする人

例えば、前澤社長のような人がニュースになると、ネットのある一定数の人が「金持ちはどんどん金を使って、経済を回すべき」というコメントを寄せる。 一般論として、そのような論理は理解できるのだが、個人的には違和感を覚えている。 ここでいう「経済を…

ライフワークを見つけたい

「一生かけるもの」とまでは言わないが、それなりに長い時間を掛けて勉強するテーマが欲しい。 私の勉強スタイルは面白そうな本を読んだり、気になったことを調べるだけ。だから、基本的に読んだら終わりだし、調べたら終わりだ。 もちろんそうやって培って…

スーツが通用しない

週7日ある中で、私服を着るのは2日しかない。だから、私服にこだわってバリエーション豊かにしても、2日間しか着る機会はない。そういうことを考え出して、いわゆるジャケパンスタイルに固定し始めている。 スーツまたはジャケパンは、どんなTPOでも通用する…

2021年、今年の3冊

2021年に読んだ本は、12/18現在で117冊。 今年は、持っていた書籍の大部分を電子化して、図書館から借りた本も抜書きするなど、読書のデータ化を進めた年だった。 というわけで、2021年、今年の3冊。 援助者必携 はじめての精神科 第3版 作者:春日 武彦 医…

誰かが成功したからといって、私が成功するわけではない。

自己啓発本の悪いところは、誰かが成功した方法を単純に一般化して、「あなたもこの方法で成功しますよ」と、誘惑することだ。 誰かがある方法で成功したところで、私も成功するわけではない。私が失敗しても、その人は責任を取ってくれない。なぜなら、その…

「まだ出来る」と「より良い」の狭間で、地方公務員は浮遊する

地方公務員は、業務改善の意欲が乏しいと言われる。しかし実際のところは、少なくとも若手の中では、意欲自体はあるように思う。 例えば、被保護者の家に訪問に行く際、ケース記録を持っていくことがある。ケース記録は、生活保護を受けてから今までのやりと…

プロレスは、どのようにして負けるのか?

言語学バーリ・トゥード 作者:川添愛 東京大学出版会 Amazon 読んだ。 「プロレス」という言葉は、一般に「プロレスリング」のことを指す。だが、たまに「あれはプロレスだから」なんて言われることもある。この意味での「プロレス」は、争って"見えるように…

すぐに「すいません」と言ってしまう人への提案

例えば、自分が仕事を休んでいた間に、同僚が自分の仕事を代わりにしてくれていたとする。次の日、それに気づいた私は、同僚にどんな風に声をかけるだろうか。 「すいません、○○さん。代わりに仕事をやってもらって...」 という感じではないだろうか。 こん…

図書館併用のススメ -「わたしが知らないスゴ本は、 きっとあなたが読んでいる」を読んで-

わたしが知らないスゴ本は、 きっとあなたが読んでいる 作者:Dain 技術評論社 Amazon 読んだ。 以前、スゴ本さんがゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版を勧めていて、試しに読んだことがある。率直に言って"GEB"は自分には合わな…

電子書籍の手触り

私は、家にある本をPDF化にして、PC上で読むようにしている。おかげで、本棚はスカスカになった。PDF化した理由はいくつかある。 1つ目は、ブログなどで引用しづらいこと。紙の本で読んでいると、ブログなどで本を引用しようとしても、コピペできない。いち…

人に対する評価は、グラデーションではない。

人に対する評価は、結局は「敵」と「味方」ぐらいに区別することでしか評価できないのではないかと思う。人事評価が数値化されていったことにより、人間に対する評価は1点刻みで出来るように思われている。しかし、それはあくまで「科学的」な評価であって、…

逃げてもいいけど、その後どうする?

夏休み明け間近になると「逃げてもいいんだよ」という言葉をよく聞くようになる。仕事の話もそうだ。理不尽なことや嫌なことがあったら、下手に立ち向かわずに「逃げてもいいんだよ」と言ったりする。 それで自死してしまったら元も子もないから、ひとまず辛…

プログラミングの考え方を法令に適用すること

この疑問は、私も以前から考えていたことだ。 プログラミングは、コンピュータに対して「こう動いてくれ」という命令と言ってよいだろう。しかし、その命令を受けるコンピュータ側もプログラミングで出来ている。つまり、命令自体もその命令の受け手も、共通…

言葉をキメすぎるのもあまり良くない。

三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾 作者:近藤 康太郎 CCCメディアハウス Amazon Amazonの評判が良いので読んでみたが、ガックリきてしまった。 本の中身は特別なことを言っているわけではない。鶴見俊輔の文章心得帖 (ちくま学芸文庫)と同じような感…