かつげんの拠り所

1992年生のしがない子ども福祉系地方公務員のブログ

「元公務員」と名乗る人たち

 どうやらTwitterでは「元公務員」という肩書について、以下のようにひと悶着あったらしい。
 おそらく発端としては、以下の2つのツイート。

  で、以下の人が反応する。

 そして、こんな返しを。

 以下、ひと悶着を見た(であろう)人たちの感想。

  まず、今回の一悶着は、むらたという人に違和感がある。彼/彼女のツイート群を見たが、おそらく炎上目的なのだろう。
 もし狙ってやっていないのであれば、私はあんまり知り合いになりたくないタイプである。
 そういう人に「衝突」してしまったのは、事故と捉えるしかない。

 全般的な感想としては、Twitterなんて何を名乗ろうと、何を言おうと勝手と考えている。しかし、特に理由もなく「元公務員」と名乗っているのは、すこし違和感がある。

 それは末端薬人さんが言うように、現職のみ載せれば良いものを、なぜ前職もアピールしているのかという違和感である。
 例えば、紹介したきなこさんや古橋さんのように、転職後も公務員に関係する分野であったり、単に今までの職歴について、公務員という職を特別視せずに連続的に載せているなら理解できるのだが、どうも「元公務員」を「だし」に使っているように思えてしまう。

 調べてみて思ったのは「元公務員」を名乗る人の転職先は、営利性を追求した、現代においてもてはやされていそうな職(起業とかコンサルとかブロガーとかエンジニアとか...)が、かなり多い。
 つまり、第3次産業のうちでも、現代的で高度なサービス業(あえて「NewsPicks的」と言いたい)といえる。

 逆に、「第2次産業に転職した」と公言している人は、極めて少ない。

 そう考えると、「元公務員」とあえて名乗る人たちは、その転職を「ステップアップ」と考えているのではないか。
 そしてそれを現職の公務員が見るときに「踏み台にされた」とか「厭味ったらしい」という感覚になり、嫌な気持ちになるのではないか。
 個人的には、元だろうと現職だろうと「NewsPicks的な語り口」がそもそも苦手なのだが...
 (参照:私はキラキラした公務員になれない - かつげんの拠り所

 ちなみに、かくいう私も「公務員」を名乗っている。
 なぜ私がこのような「キャラ付け」をしているかといえば、「キャラ付け」をしたほうが愛着が湧いて、アカウントを続けるモチベーションが保たれるという一点に尽きる。

 

 うまくまとめられないが、「何かを発言するということの責任をもう少し考えたほうが良いのではないか」と、傍から見ていて思った。