かつげんの拠り所

1992年生のしがない福祉系地方公務員のブログ

2段階リーダーシップ論

 組織を率いて、未開の地を切り開いていく者は、果たして「リーダーシップがある」といえるのだろうか。

 リーダーシップに必要なのは、人々を引っ張って、組織の目標に導く力だと思われがちである。

 実はこういう人は、最初は順調であるものの、ある程度時間が経つと、組織が瓦解していく。言うなれば、引っ張ることに一辺倒のために、手綱が切れてしまうのである。

 私の周りにも、新しい係の立ち上げにおいては優秀だが、ある程度その組織の方法論が固まっていくと、途端に判断力を失うリーダーがいる。

 その人は「開拓好き」なのであろう。方法論が固まっていくと、「飽きる」のだと思う。

 居場所のなくなったリーダーは、新たな需要を自分で創出し、やがて自分で供給し始める。それが傍から見ると、判断力を失っているように見えてしまう。

 組織における方法論が固まっていくということは、その方法にしたがって組織が自動的に動き始めることを指す。そのとき、開拓好きのリーダーは、その態度を変えざるを得ない。開拓心で外に向いていた目を、内に向けなければならない。

 この態度の変更(使い分け)をできるかどうかが、組織が長く続いていくかどうかの試金石になっていくのではないか。