かつげんの拠り所

1992年生のしがない子ども福祉系地方公務員のブログ

インターネット利用料は必要最低限として認められるか

「なるほど、こういうサービスがあるのね」と感心した。確かに、今やインターネットは、社会的なインフラといっても過言ではない状態になっていて、それがないと生活できないという面はある。

さて、3年ぐらい前だったと思うが、熱中症対策として、家具什器費の中でエアコンの購入が認められるという通知が出た。それまでエアコンを購入するには、自分の生活扶助(つまり生活費)の中から拠出するしかなかったが、ある一定の条件下では、別枠で購入することが出来るようになった。

個人的には「ようやくか...」という感じだったが、このように「必要最低限」の基準は、時代によって変化しうるものだ。

現在、水道光熱費は生活扶助から拠出することになっている。インターネット等の通信費も同様だ。ただ、このようなインフラ化が進んだときに、何かしらの対策(例えば安価なWi-Fi貸し出しサービスなど)がないと、被保護者はますます時代に取り残されてししまう。それとも「生活保護受給者がネットを見るなんて、贅沢だ!」という意見が多いのだろうか。

やはり生活保護に対するイメージの悪さが根本問題として横たわっているような気がしてならない。