かつげんの拠り所

1992年生のしがない子ども福祉系地方公務員のブログ

誰かが成功したからといって、私が成功するわけではない。

自己啓発本の悪いところは、誰かが成功した方法を単純に一般化して、「あなたもこの方法で成功しますよ」と、誘惑することだ。

誰かがある方法で成功したところで、私も成功するわけではない。私が失敗しても、その人は責任を取ってくれない。なぜなら、その人と私は違う人間だからである。

同じように「こういうことをやっている人がいます」とか「こういう人がいてもいいよね」という話があるからと言って、「そういう人になるべきだ」という話にはならない。

そこらへんの線引きを曖昧にし、同一視させることで読者を得るのが自己啓発本の類なのであり、ひいてはカルト宗教につながっていくのだと思う。