かつげんの拠り所

1992年生のしがない子ども福祉系地方公務員のブログ

徒歩はできるが、散歩ができない

私は散歩ができない。徒歩ならできる。

つまり「歩く」ということを交通手段として捉えていて、歩くことそれ自体を目的と考えられない。

どうやら私は極度の目的思考で、"暇な時間"が許せない。何か役に立つこと ―それは「自分にとって」でも「誰かにとって」でもよいのだが― をしないと、時間がもったいないと思ってしまう。

なぜこのような考えになったのかはよく分からない。ただ、最近このような目的思考が必ずしも自分にとってよい影響を及ぼしているわけではない、という気がしてきた。

常になにかに急かされ、「自分は無駄なことをしているのではないか?」と思ってしまうのである。無駄なことをやったっていいじゃないか!と開き直ることができない。

無駄なことをしたい。誤配のように、「無駄になるかもしれないけど」という”跳躍”ではなくて、本当に無駄なことをしたい。利益や目的のない行為が出来るようになりたいと思う。