かつげんの拠り所

1992年生のしがない子ども福祉系地方公務員のブログ

「ブサイク」な顔

LGBTの人が「あんたホントにブスね」と、テレビなどで言っているのをたまに見る。

ここでいう「ブス」とは、必ずしも容姿のことだけではなく、性格のことを指しているときがある。
というか、公然と容姿のことを批判するのは、今の世の中ではなかなか難しいだろう。

このような話になると、人は相手の中の「ブス」を読み取って、それを指して「ブスね」と思っているように聞こえる。

ただ最近思うのは、この「ブスさ」は内面だけではなく、外面にも、特に顔に現れてくるのではないかということだ。

例えば、仕事で嫌がらせをされたとか、上から目線で指示してくるとか、そういう過去によってその人へ苦手意識がある場合、いくら顔がイケメンだろうと、顔を見ただけで「うわっ」と思う。

つまり、顔というのは決して容姿だけではなく、その人自身を表すアイコンとして機能している。

というよりむしろ、顔が容姿として機能するのは、おそらく会ってから数回までであって、その人のことを知るたびに、その人に対する評価が顔を覆っていく。

たぶん「美人は3日で飽きる」というのは、会うたびに、「評価としての顔」が「容姿としての顔」を覆っていくからだろう。

「性格ブス」は顔に出る。

そういう意味では「人間、中身で勝負」と強弁するのも、決して間違っているわけではないかもしれない。

 

 

 

 

【元条例作成担当が教える!】法律・条例の読み方講座 第0回 ―法律は、なんでこんなに難しいの?―

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動画をアップしました。

今回から始まる「法律・条例の読み方講座」は、仕事などで初めて法令に触れるという方を対象に、法令をできるだけ楽に読む方法を伝えるというシリーズになります。

今回は、第0回として「そもそも法律を読むのは、なぜ難しいのか?」という話をしています。

おそらくシリーズ全体の中身としては、

に、似通った話になるかもしれませんが、テキストと動画では、見る人の層が違うと思うので、やる意義はあると思いこんで始めます。

率直にいうと、ちょうど動画を取り終えたぐらいでこの記事が公開されたので、「やられたっ!」と思いましたが、法制執務の大ベテランと、伝えようとしていることが似ているということで、ちょっと勇気を貰いました。

なお、今までやっていた「条例の作り方」のシリーズについては、私の編集技術が未熟だったこともあって、冗長で分かりづらいなと思うことが多々ありました。

また内容的な問題として、「法律や条例が読めないのに、作り方を教えるのは先後逆では?」という考えが途中から芽生えてきました。
そのため、気が向いたらこのシリーズのあとに撮り直す予定です。

またこのブログについても、書きたいことはたくさんあるのですが、なかなかアウトプットする時間が取れず、メモだけが溜まっています。

負担に思って辞めるとか、飽きて辞めるというのが一番ダメなことだと思うので、適当にやっていきたいと思っています。

 

 

【現役地方公務員が語る!】私はなぜ、地方公務員になったのか!?

今回は、自己紹介動画をアップしました。

今後動画をアップしていく上で、「私がどういう人間なのか?」とか「なぜ動画を作っているのか?」ということを表明したほうが、視聴者の方にとっても良いだろうと思って作りました。

次回からは背景が代わり、喋り方もちょっと砕けた感じになる予定です。

よろしくおねがいします。

 

【残業時間と有給を公開!】ぶっちゃけ、市役所職員の残業と有給ってどうなの?

 

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動画をアップしました。今回は、市役所職員の残業と有給がテーマです。

「市役所職員は楽」というイメージが未だにあるようですが、楽かどうかは「市役所」や「県庁」といった所属機関よりも、「総務課」とか「税務課」といった所属部署に依存するような気がします。

もちろん、部署というくくりだけでなく、繁忙期などもあるわけですから、少なくとも「市役所職員は、楽」と、一概に言えるものではありません。

そういう当たり前の話ではありますが、説得力を持たせるために、私の実際の残業時間と有給取得日数を例に出して、お話をしています。

ご覧いただければ、幸いです。

 

 

生きるからだを覆う意識

最近、「身体は資本だ」と思うことが多くなった。
福祉の仕事に携わり、いろんな人と関わる中で「体がついていかない人」を多く見てきたからだ。

顕著なのは、若いときから酒・タバコ・暴飲暴食をしていた人。こういう人は若くして体を壊すことが多い。

「酒やタバコは、害を及ぼす」と世間ではよく言われる。
でも実際に、若くして(具体的に言うと50代)脳疾患、腎臓病、糖尿病等になっている人が、ほとんど酒・タバコをやっているのを目の当たりにすると、やはり間違いではないんだなと思う。
週3回の透析をしていたり、頭はハッキリしているのに、車椅子に乗って自由に動けない姿を見ると、いたたまれない。

こういった「特異な例」は、啓発活動や医療の進歩によって今後減っていくだろう。

しかし私たちは、ともすると「人間は身体でできている」ということを忘れてしまう。その代わりに「人間の本質は、意識であって、脳である」と思っている節がある。

たしかに、私たちが「生きている」と実感するのは、朝起きて、夜寝るまでである。
ご飯を食べて、仕事をして、眠る。そういう生活の中に、生きていることの実感がある。

しかし、それは「実感がある」ということだけに過ぎない。

意識があるから、生きているのではない。生きているから、意識がある。
それを取り違えてはいけない。