かつげんの拠り所

1992年生のしがない子ども福祉系地方公務員のブログ

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

工夫は、暇から生まれる

何回か保健所へ応援にいって見ているかぎり、たしかに保健所業務は逼迫している。ある人はひっきりなしに電話をかけて健康観察をしているし、またある人は何枚にも積み重なった発生届を崩して、登録の必要な「ハーシス」へ一生懸命入力している。 正直、みん…

やりたい仕事は、自分で作っていく

地方公務員は、異動希望を出したところで、それが叶うことはない。万が一叶ったとしても、「思ってたのと違う!」となることなんてザラにある。というか、むしろ自分のやりたい仕事は、出来ない方が普通である。 また、もし仮に、希望する部署に配属された上…

福祉は待つのも仕事である

福祉の仕事をしていると、この仕事がいかに人の価値観に左右されているかかが分かる。相手がどういう言動・行動を取るのか検討もつかないし、こちらが何かを勧めても、相手が嫌だといえば、仕事は前に進まない。 内部の職員相手の仕事なら、相手の行動に予測…

じゃんけんで決めるのをやめる

中学生ぐらいのときだったか、担任の先生から「じゃんけんで決めるのをやめろ」と言われたことがある。学級委員とか掃除当番とか、誰かを割り当てなきゃいけないときに、じゃんけんで決めるなという意味だ。 当時は「へいへい、わかりましたよ」と思っていた…

それは妖精のおかげではない

溜まっていたシュレッダーのゴミがなくなっているのは、妖精のおかげではない。 朝来たら、ポットのお湯がすでに沸いているのは、妖精のおかげではない。 使いたい付箋がいつも倉庫に用意されているのは、妖精のおかげではない。 用紙を切らさずにいつも印刷…

頑張りが吸い取られる

自分で言うのも癪だが、私は今の職場では割と頑張って仕事をしている方だと思う。成果もかなり上げている。ただ、この職場で頑張ったとしても、あまり意味がないような気がしてきた。 うちの職場は、この前書いたこんな人や、もう異動したこんな人の他にも、…

アウトプットデーを導入した

私は基本的に、図書館で借りた本を読んでいる。借りて読んだ上で気に入った本だけ買っている。これは節約という意味でもいいのだが、図書館の本は返却期限が設けられているから、積ん読を防げるのも1つのメリットだ。 ただ、返却期限を意識するあまり、次か…

錯覚しがちなこと

反逆の神話〔新版〕 「反体制」はカネになる (ハヤカワ文庫NF) 作者:ジョセフ ヒース,アンドルー ポター 早川書房 Amazon 「新しいことだから良い」ということはない。今までにない新しいコトやモノが出てきても、それが私たちによい影響を及ぼすとはかぎら…