2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧
新人の頃は、誰しも与えられた仕事をこなすだけで精一杯である。その仕事がどういう意味を持ち、どういう流れで私のところにたどり着いたのかなど、考える余裕はない。しかし、だいたい3年も経つと、仕事のやり方も確立できて、次第に周りのことが見えてくる…
Twitterで「自分が居なくても仕事が回ることを目指す」ということを話したことがあって、それについて考えてみたい。私が言いたいのは、次のようなことだ。 1. 特定の人に依存した仕事を避けたい2. 業務の方法や経過を形として残したい3. 体系的に業務を…
地方公務員を名乗っているTwitterアカウントは、今や数え切れないほど存在する。いろいろな趣のアカウントがあるが、残念なことに、いつも文句ばかり言っているアカウントがある。 たまに自分のタイムラインに流れてきて、「どんな人かな」とアカウントの投…
生活保護の仕事をしてると、面倒くさいケースに遭遇する。その人の生活歴や障害などを見ると、しょうがないなと思うこともある。両親から虐待されたなんてケースを見ると、可哀想に思うこともあるぐらいだ。 ただ、ケースワーカーのなかには、そういった背景…
積読という言葉は、5年ぐらい前から出てきたような気がする。今や、 積読こそが完全な読書術である 作者:永田希 イースト・プレス Amazon という本が出るぐらいだ(中身は必ずしも「積読全肯定」というわけではないと思うが)。 さて、私はこういった「積読…
角川武蔵野ミュージアムに行ってきた。 建物は非常によかった。遠くから見える異様な建物は目を引いたし、近くで見ると意外と大きい。 まず、一番注目されているのは「本棚劇場」だろう。 上から下まで本棚で埋まっている空間は、壮観だ。プロジェクションマ…
最近、小林秀雄の本を何冊か読んだ。 学生との対話 新潮社 Amazon モオツァルト・無常という事 (新潮文庫) 作者:秀雄, 小林 新潮社 Amazon 考えるヒント 作者:小林 秀雄 文藝春秋 Amazon 改訂版 小林秀雄の哲学 (朝日新書) 作者:高橋昌一郎 朝日新聞出版 Ama…
「このミステリーがすごい!」という賞があるが、それにあやかって「この後輩がすごい!」と思ったことを書いてみたい。 登場人物は、今年入庁したばかりで新人のAさんと、Aさんの教育係で3年目のBさん。教育係のBさんは、入庁して初めての部署が今の部署で…
面倒な人が職場にいる。 すでに定年を超え、再任用として働いている人だ。私は、その人と一緒に仕事をしている。 どのように面倒か。 彼は公務員に向いていない。自分でもよくそう言っていて、それを誇りに思っている部分すらある。つまり「俺は、“ルールだ…
私たちのTwitter上の発言ひとつひとつには、URLが付与されている。これは驚くべきことである。発言は、すべて独立して存在していて、いつでも参照可能なのだ。 何年も前の発言を取り上げられ、「前にはこんなことを言っていたじゃないか!」と批判されている…
このブログはタイピングすることによって書かれているが、例えば、勝間和代は音声入力でブログを書いているようだ。 確かに、認識さえちゃんとしてくれれば、音声入力の方が楽なのだと思う。 しかし、ハンズフリーで電話している人ですら「ひとりごとを話し…
ニュースを見て、高校生の時に吃音になりかけたことを思い出した。それは、動画サイトでスキャットマン・ジョンの存在を知ったのがキッカケだった。 「吃音を活かすなんてすごい!」と、吃音のこともロクに知らずに、彼に憧れていた。元々好きだったQueenの”…
「なるほど、こういうサービスがあるのね」と感心した。確かに、今やインターネットは、社会的なインフラといっても過言ではない状態になっていて、それがないと生活できないという面はある。 さて、3年ぐらい前だったと思うが、熱中症対策として、家具什器…
菅総理が、次期総裁選に出馬しないというニュースから、報道は政局で持ち切りである。引用したブログほど嫌悪感を抱いているわけではないのだが、SNSを見て気になるのが、こういった「総理退陣」のニュースを引用RTして「お疲れ様でした」とコメントしたり、…
彼女は、自身にうつ症状があることを告白している。この「うつ症状」というのが、医師から”うつ病”という診断を受けた上での話なのか、それとも医師から診断されていない”うつ症状”なのかというのは、結構厄介な話で、センシティブな話でもある。 ここでは、…
仕事帰りに書店をフラフラしていると、“教養”という言葉が、流行り言葉になっているのが分かる。 例えば、 ・世界の教養・教養としての○○・世界のエリートが知っている○○ など、書棚が「お決まりのフレーズ」で彩られている。あらゆるものがビジネスに必要な…