かつげんの拠り所

1992年生のしがない子ども福祉系地方公務員のブログ

かつげんが1月に読んだ本

 月ごとに読んだ本を、印象に残ったフレーズとともにまとめてみたいと思います。

 1月は、再読月でした。
 普段はこんなペースで読書をしているわけではないです笑

今月読んだ本

 読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫) 
 『「読んだ」とされる本に関しては、「読んだ」ということが正確に何を意味しているかを考えるべきである。』
 (2019年01月02日)

 新復興論 (ゲンロン叢書)
 『復興を叫ぶほどに被災者という場を固定してしまうわけだ。さらに、復興は誰もその中身を問わない。復興というと何かいいことをしているかのように感じてしまう。復興を叫ぶほど個別の課題の存在が見えにくくなり、解決をかえって送らせてしまうことにもなる。それは果たして復興なのか。』
 (2019年01月03日)

 この本については、こんなニュースも

 日常に侵入する自己啓発: 生き方・手帳術・片づけ
 『あらゆる価値観が見境なく「脱埋め込み」され、再帰性の渦へと投げ込まれてしまう現代社会においては、応急処置以上の「再帰性の打ち止まり地点」を私たちはなかなか手にできないのではないだろうか。』
 (2019年01月04日)

 本を読む本 (講談社学術文庫)
 『誤解と無知を取り除けば、大部分の反論は解消する。』
 (2019年01月05日)

 大衆教育社会のゆくえ―学歴主義と平等神話の戦後史 (中公新書)
 『だれでも頑張れば100点を取れる。このような見方は、学力差を生まれながらの素質の違いとはみなさず、生有的能力においては決定的ともいえる差異がないという能力観、平等観を基礎としている。こうした能力=平等主義の登場と普及が、能力別学級をタブー視する基盤となっていった。』
 (2019年01月06日)

 プログラムはなぜ動くのか 第2版 知っておきたいプログラムの基礎知識
 (2019年01月06日)

 キュレーターになる! アートを世に出す表現者 (Next Creator Book)
 『キュレーターは、売れる売れないに関係なく、この社会において、私たちが生きる世界において、作品がどのような意味や意義を持つのかを考え、その判断を他者に伝わるよう、展覧会として構造化、空間化していかなければならない。』
 (2019年01月07日)

 教誨師 (講談社文庫)
 『理由っていうのはね、何かしらつけたがるけど、だいたいそういうのは後付ですな。心の中にあることをあえて言おうとすると作り話になってしまいます。それまでの体験とかいろんな理由が重なっておるからね。まあ言ってみれば、厳しいことから逃げようと思えばすぐ逃げられる。逃げるのは簡単、楽だしね。じゃが自分が逃げても、それはあるんです。売春も死刑もあるんですよ。あるんなら誰かがせにゃならん。』
 (2019年01月14日)

 リーダーを目指す人の心得 文庫版
 ものすごく良かったので、最後まで読まずに、アマゾンで買いました。

 ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か (中公新書)
 『ポピュリズムは「ディナーパーティの泥酔客」のような存在だという。上品なディナーパーティに現れた、なりふりかまわず叫ぶ泥酔客。招くべからざる人物。その場の和やかな雰囲気を乱し、居並ぶ人々が眉をひそめる存在。しかしその客の叫ぶ言葉は、時として、出席者が決して口にしない公然の秘密に触れることで、人々を内心どきりとさせる。』
 (2019年01月18日)

 現代ミリタリー・ロジスティクス入門―軍事作戦を支える人・モノ・仕事 (-)
 『そこ(戦争で唯一確実なのは、計画通りに行かないの)で重要なのは、問題があったことをあげつらうのではなく、発生した問題に対してどのように対処するか、同様の問題の再発を防ぐためにどうするかという話ではないか。』
 (2019年01月22日)

 睡眠のはなし - 快眠のためのヒント (中公新書)
 『もともと身体を休めるための睡眠であったレム睡眠があり、この睡眠状態では脳を積極的に休ませる機能はなかったということができる。下等な爬虫類の睡眠はほとんどが筋肉を休めるための睡眠である。つまり、レム睡眠とよく似た状態である。高等動物になり大脳が発達してくるにしたがって、脳を積極的に休ませる仕組みが必要になり、レム睡眠とは異なった状態であるノンレム睡眠が発達した。』
 (2019年01月26日)

 

 普段は、月4冊読めれば良い方です。
 仕事が始まってからのスローペースが面白いですね笑

 語りたくなる本が出たら個別記事で書こうと思っています。
 とりあえず続けることを目標に、のんびりとやっていく所存ですので、何卒よろしくお願いします。