かつげんの拠り所

1992年生のしがない子ども福祉系地方公務員のブログ

素人がチェルノブイリと福島に行ってきた(その2)

 この記事は、素人がチェルノブイリと福島に行ってきた(その1) - かつげんの拠り所の続きです。
 まだ(その1)をご覧になっていない方は、まずそちらを御覧ください。

素人が福島第一原子力発電所に行ってきた

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f:id:katsugen0331:20190303205032j:plain福島県にある木戸駅前の看板と、モニタリングポスト。
東京ではモニタリングポストを見たことがなかったので、こういうものが日常的にあることにちょっと驚いた。

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f:id:katsugen0331:20190303205404j:plain結のはじまりという小料理屋。
女将の方は、事故を受けて東京から移住してきた方。他にも面白い方と話すことが出来てよかった。
もちろん料理も美味しい。おすすめです。

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f:id:katsugen0331:20190303205642j:plain泊まらせていただいた木戸の交民家

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朝の木戸駅。朝日が眩しい。

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f:id:katsugen0331:20190303210041j:plain朝になって周辺を歩くと、おそらく廃炉現場で使用されてた手袋などが、袋に入れた状態で保管されていた。

f:id:katsugen0331:20190303210259j:plain建設中の防波堤。

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f:id:katsugen0331:20190303210404j:plain防波堤からかなり歩いた場所で見つけた。
福島県津波よりも原発事故のイメージが強いが、当然津波に依る被害も受けていた。

ちなみに2枚目の右の方に、先ほど載せた木戸駅の階段があるのが分かる。
駅のすぐ側まで、津波は来ていたということだ。

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f:id:katsugen0331:20190303215423j:plainこれらの写真は、東京電力が撮った写真。
原発に行くまでの帰還困難区域内での写真だ。

個人的には、原発内部よりもこの光景のほうがショックだった。

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いよいよ、原発構内の写真。これらも東電が撮影したものだ。

最後の写真は、2号炉と3号炉の間を通ったときのもの。
バスの中とはいえ、一般人でもここまで近づくことが出来る。ちなみに、放射線量的にはバスを降りることも出来るが、視察者管理の問題があるので、現在は、バスの中からでしか見学することが出来ない。

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f:id:katsugen0331:20190303220654j:plain新しく出来た、廃炉資料館。

訪れた際に、最初に映像を見せられたのだが、冒頭から「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」という謝罪があった。
質疑応答のときにも触れたのだが、こういう施設で謝罪をするというのを聞いたことがなく、違和感を覚えた。

これは、事故の加害者側がこのような施設を作ったことに起因する。通常、第三者的な立場の団体が設立するものだから、謝罪することはないのだ。
そういう意味では、とてもいびつな施設だと感じた。

雑記

 ということで、2篇に渡って旅行記を書いてみた。
 実は福島の後に仙台にも行ったのだが、主題とは異なってしまうので省略。ただ、荒浜小学校はとてもよかった。

 その3では、チェルノブイリにいった際に書いた文章を載せたいと思う。