かつげんの拠り所

1992年生のしがない子ども福祉系地方公務員のブログ

30歳の課題

後輩を飲み会に誘う。
気を遣って、「嫌だったら断ってもらっていい」と、なんども伝える。相手からは「また誘ってください」と言われる。だから誘う。
しかし後になって「あのとき、実は嫌だったんです」と言われる。

 

そういうことが最近起きた。
私は他人との距離感を測るのが苦手で、一応気を遣っていたものの、こんなことになってしまった。

私は、他人と適切な距離を保つことが我慢できない。より近づこうと、より仲良くしようとするところがある。「距離を近づけることが良いことである」という価値観を無意識的に持っているのだろう。もともと「何かをやり切ること」とか「出来ることは全部やる(そして天命を待つ)」という気持ちが強いので、なおさら、そうなるのかもしれない。

しかしそういう考え方は、そろそろ終わらせなければならない。

卑近な例だが、「大盛り無料」とか「食べ放題」に惹かれた結果、具合が悪くなるようなものである。何においても、やりすぎはよくない。

人間関係において、ほどほどで適切な距離感を保つということに慣れていかなければならない。これからどんどん歳を取り、年下や後輩は増えていく一方なのだから、なおさらだ。

30歳のテーマは「中庸」だなと思った。

「ほどほどにすることが、結果的にはよい」
これからは、そういう経験を積極的に積んでいきたい。