かつげんの拠り所

1992年生のしがない子ども福祉系地方公務員のブログ

【残業時間と有給を公開!】ぶっちゃけ、市役所職員の残業と有給ってどうなの?

www.youtube.com 動画をアップしました。今回は、市役所職員の残業と有給がテーマです。 「市役所職員は楽」というイメージが未だにあるようですが、楽かどうかは「市役所」や「県庁」といった所属機関よりも、「総務課」とか「税務課」といった所属部署に依…

生きるからだを覆う意識

最近、「身体は資本だ」と思うことが多くなった。福祉の仕事に携わり、いろんな人と関わる中で「体がついていかない人」を多く見てきたからだ。 顕著なのは、若いときから酒・タバコ・暴飲暴食をしていた人。こういう人は若くして体を壊すことが多い。 「酒…

インプットとアウトプットについて

「インプットをしたら、それを血肉化するためにアウトプットをした方がいい」と主張する人がいる。 確かにブログを書いたり、人に説明することで、知識が血肉化されるということはあると思う。「使ってみなければ分からない」という面もあるだろう。 しかし…

ハマることへの準備

私はWikipediaを見るのが好きで、ランダム機能を使って「ザッピング」することもある。 ただ、このようにして得た一つ一つの知識が、どこかで直接的に役に立つことはほとんどない。あるとすれば「どっかでそれ聞いたなぁー」と思ったり、「かつげん君は物知…

【広告収入は得ていいの?!】地方公務員の副業について話してみた!

今回は、地方公務員の副業についてお話しています。Youtubeやブログなどで、広告収入を得ることについてもお話しています。 広告収入といっても、いろいろなタイプがありますから、一概には言えません。ただ、少なくともYoutubeのように「自分で広告を選べな…

思い出のそば屋

地元のそば屋がつぶれた。高校に通うときの、道すがらにあったそば屋だ。 古い個人経営のそば屋で、そば・うどん・かつ丼などはもちろん、焼きそばやラーメンまで出していた。今考えると、なかなかアグレッシブなそば屋だ。 私は当時高校生で、「ソバは、年…

「車輪の再発明」に意味はないのか

「自分の頭で考えよう」というフレーズが何年か前に流行った記憶がある。私もそのフレーズには共感した。様々な情報が行き交う中で、情報をうのみにせず、自分の頭で考えよう。そういう意味合いだった。 しかし、先日こんなまとめが話題になっていた。 自分…

【現役地方公務員が語る!】結局、地方公務員は安定してるの? をアップしたのと、その補足。

www.youtube.com 「地方公務員の安定論争」について動画をYoutubeにアップしました。ぜひご覧いただければと思います。 煽る人は、地方公務員法すら触れていない。 YoutubeやTwitterで、「地方公務員はこれから不安定になります!」と主張されている方は、な…

面倒くさい人

職場に「面倒くさい人」がいる。不満があると、自分の意見を大声で主張して、周りに嫌な思いをさせる。そんな人だ。 周りの人は「また始まったよ...」なんて思いながら、できるだけ関わらないように目をそらす。上司も「面倒くさいなー」と思いつつ、反発を…

【条例の作り方講座】第5回 ~改め文の構造とルール~ をアップしました!

「条例の作り方講座」も、あと2回ぐらいで終わりかなと思っています。次のシリーズも考えています。応援の程、なにとぞよろしくお願いします。

「分けること」と「分かること」

目の前にピザがあって、それを8等分して、それをまた8等分して….と分けていき、分子や原子レベルまで分けていったとしたら、それはいったい「何」なのだろう。そもそも「分けられない限界」ってあるんだろうか。 子供のころに、そんなことを考えたことがあ…

【現役地方公務員おすすめ!】新人地方公務員(行政職)にオススメの本4選!をアップしました。

動画をアップしました!今回は、新しく地方公務員になる方に向けて、オススメの本を4冊紹介しています。 動画編集も、なかなかこだわりが出てきて、勉強し始めています。今後とも、よろしくおねがいします。

Youtuberの再生回数に意味をもたせてはいけない。

去年から動画投稿をはじめて、Youtubeはいかに恐ろしいところかと感じた。Youtubeに動画を投稿した人ならわかると思うが、勝手に再生数や時間が分析されて、「ここで視聴者が離脱してますよ!」と丁寧に教えてくる。まるで、再生数が落ちたことが悪いことか…

AIとその理解

私は囲碁をやっているのだが、囲碁の世界ではときたま「一貫性」が求められる。攻めるなら攻める、守るなら守る、ということだ。 しかしこの一貫性は、AIの登場によって崩壊してきている。 AIには流れがない。その場面での最適解を選ぶのみである。AIは流れ…

【条例の作り方講座】第4回 ~新旧対照表と改め文~ をアップしました!

条例の作り方講座第4回 「新旧対照表と改め文」をYoutubeにアップしました! 今回から、字幕にもチャレンジしています。できるだけ分かりやすい動画づくりをしていきたいと思っていますので、今後ともよろしくおねがいします。

蔓延するフリーランス的価値観

私は1992年生まれで、いわゆる「ゆとり世代」の真ん中ごろの世代だ。 私の世代は、個性や「自分らしさ」などが注目されていた。SMAPの世界に一つだけの花もヒットしたし、大学でもキャリアデザイン学の授業があった。当時の感覚として、「自分らしい人生を自…

大きな声と小さな手

ゲンロン戦記を読んだ。 ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる (中公新書ラクレ) 作者:東浩紀 発売日: 2020/12/11 メディア: Kindle版 本の内容としては、哲学者が起業してからの紆余曲折という話で、哲学書というよりも、ドキュメントとか私小説的な本である…

公務員ウケする公務員を目指さない

言いたいことは題名の通りなのだが、以下補足。 インターネットをどのように使っても自由なのだが、どうも地方公務員界隈は、公務員あるあるとか仕事の愚痴とかの身内ネタだったり、地方公務員に対する自己啓発を行っている人が多い気がしている。 現役公務…

実感のないものを実感を持つ前にいかに判断するか

科学には実感がない。科学は、世の中の現状を人間の感覚から切り離し、客観的に記述する(しようとする)ことによって成り立つ学問である。 例えば、「物質は原子で成り立っている」という科学的事実があっても、それを実感することはない。「科学リテラシー…

2020年、今年の3冊

去年から、読書メーターを使って、読書量を管理している。 2020年に読んだ本は、12/19時点で121冊。節約したいこともあって、半分ぐらいは図書館で借りて読んでいたように思う。 特に今年は新型コロナウイルスの影響もあって、本を読むことが非常に多かった…

【条例の作り方講座】第3回 ~条例を改正するって どうやって?~

www.youtube.com 条例の作り方講座 第3回を更新いたしました。

私たちは、生きようと思って生きているわけではない

考えてみれば、私がこの世に生を受けているのは、別に自分で「生まれたい」と思って生まれたわけではない。ただの他人の営みによって、生まれ出たのであって、そこに私自身の願望や意志は存在しない。というより、存在し得ない。 ただ、自我が発達し、社会生…

ネットでは「勝ち筋を見つける争い」が多い

ネット上の言説をあれこれ見ていると、道徳的にどうかとか、政治的にどうかという主張よりも、単に「勝ち筋を見つける」ということに執着しているように見える。 ネットスラングでいえば「これで勝つるwwww」という「勝ち筋」を、いかにひねり出していく…

リスクについての3つの小話

疲労にマスクをする 昔、ためしてガッテンで、「疲労にマスクをする」という言葉を使っていた。 体に溜まった疲労は、ある一定のラインを超えると疲労“感”が鈍感になる。これを「疲労にマスクをする」というらしい。 睡眠をとることで、身体はある程度回復す…

責任を引き受けること

私が初めて所属した部署は、法規担当だった。 法規担当は、扱っている内容の重要性や専門性から、チェック体制を厳重にしていた。具体的には、担当のほかに、チェックする者が2人いる体制にしていた。 こうすることで、例規という厳格さが求められる仕事に…

条例の作り方講座 第2回 ~条例を見てみよう!~ を公開しました。

www.youtube.com 条例の作り方講座第2回を公開しました!

「公務員」という言葉の解像度を上げる

Youtubeに動画をアップしてみました 「条例の作り方講座」という動画をyoutubeにアップしました。 かなり前から考えていたことではありますが、動画を作って公開するということへの踏ん切りがつかずに、ここまで来てしまいました。 内容的にも動画編集的にも…

人間の感情を信用していないからルールがある。

SNSが出来てからというもの、「面白いから良い」とか「気持ち悪いからダメ」というように、物事を「快」と「不快」で判断されるケースが多いように思う。 これは「私は嫌だ」という感情が紛うことなき事実であって、論理でどうこう出来るものではないという…

マニュアルは組織内の格差を広げてしまう。

今の職場に配属されて1年半。早くも、新しく異動してくる職員への研修を担当することとなった。 長い時間をかけて資料を作り、研修自体も無事終えた。 しかし、研修が終わっても初歩的な質問が来て「え、それ資料に書いてるよね?」と戸惑うことも多い。 最…

長く続けるためには、目的と手段が入れ替わらなければならない

「目的と手段が入れ替わっている」というのは、何かを達成するために用いた方法が、やがて、それを行うこと自体に固執して、目的がなおざりになっていることを指す。 こういう言い方をするときは、たいてい批判的な意味を持っている。具体的には「一貫性がな…